ライティング

記事を書くときの文字数!2つの目安で考えよう!

Webライターとして記事を書く場合、ブログなどに記事を投稿する場合に気になるのが文字数ではないでしょうか。

綾さん
綾さん

ライティングをしていると、記事の文字数が設定されています。
でも、「本当にこの文字数で良いの?」という記事も多いですよね。

ライターとして活動していると、クライアントから「1,000文字以上」「6,000文字以上」などと指定されることが多いでしょう。文字数がオーバーした場合にはその分支払っていただける場合もあれば、オーバーしても支払われない場合も。

中には文字数を減らさなければならない場合もあります。

自分のブログなら、文字数に囚われることなく自分が必要と思う分だけ書けば良いでしょう。しかし、その文字数が最適なのか否かというのは気になるところ。

のがわ
のがわ

確かに3000文字の設定なのに、「そのキーワードで書こうと思ったら1万文字は必要」なんてこともあります。

では、記事を書く時の文字数には目安のようなものはないのでしょうか。

実は記事に最適な文字数は、キーワードによって決まります。つまり、そのキーワードについて知るのに過不足ない文字数。そこで本記事では、具体的にどのように判断すれば良いのか、文字数の目安を知る方法を紹介しましょう。

記事を書く時の文字数!2つの目安で考えよう!

記事を書く時に目安となる文字数は次のような考え方があります。

ポイント

  • 3分で読める文字数
  • ライバル記事の文字数を参考にする

もう少し詳しく見ていきましょう。

記事の文字数!目安は3分で読める3,000文字!

Web上の記事の読者は結論を早く知りたいという人が多いという話を聞いたことがあるでしょう。知りたいキーワードを検索して辿り着いた場合は特にその傾向が強くなります。

したがって、それ以外の情報が書かれていても興味を示しません。それどころか、結論が書かれていないと記事を閉じられてしまう可能性もあります。

また、人が集中できる時間は3分間と言われていることからも、記事も3分間で読める文字数が適切です。もちろん、キーワードによっては3分で解説できないこともあるので、例外はあります。

それでは、3分で記事が読めることを想定すると、何文字くらいになるのでしょうか。

一般的には1分間に読める文字数は500文字~1500文字と言われています。平均すると、約800文字。つまり、3分間と考えると、2,400文字程度です。

では、5000文字の記事を考えてみましょう。1つの記事を読むのに何分間必要でしょうか。

  • 1分間に500文字読める人:10分
  • 1分間に800文字読める人:約6分
  • 1分間に1500文字読める人:約3分

5000文字の記事を読む時間という点では、読むのが早い人には丁度良い文字数ということになります。しかし、じっくり読む人の場合は10分も掛かってしまうので、Web上の記事としては不適切と言えるでしょう。そうなると、全文を読まずに読み飛ばすことになります。

よって、多少読み飛ばすことも考慮すると、約3,000文字程度が文字数の目安と考えるのが良いでしょう。

綾さん
綾さん

集中できる3分間、つまり約3,000文字で記事を書くのが忙しい現代人にはぴったりということですね!

のがわ
のがわ

でも、いつも3,000文字で良いとは限らないですね。実は、キーワードによって文字数の目安は変わります。

同じキーワードのライバル記事を目安に文字数を決める!

あなたが記事を書く時、ほとんどの場合がリサーチをするのではないでしょうか。リサーチでは、同じキーワードで書かれているライバル記事を見ることになります。主なリサーチ項目としては次の3点。

ポイント

  • 記事の内容
  • 記事を読んだ後に知りたい事
  • 記事の文字数

リサーチするのは検索エンジンで上位表示されている記事です。つまり、検索エンジンから『現時点でユーザーに必要な情報が書かれている記事』と認められていることになります。また、その記事を読んだ後、または読んでいる途中に疑問点があれば、その辺りの内容も記事には必要かもしれません。

そう考えれば、記事に必要な文字数、目安となる文字数というものが見えて来るのではないでしょうか。

綾さん
綾さん

クライアントからの依頼で文字数が足りないときにも困るんですよね。
ついつい冗長表現してしまいます。

のがわ
のがわ

足りない内容がないか、関連ワードなどをもう一度チェックしてみては?
ただし、文字数が多すぎるのは問題ですね。

ブログの文字数が多すぎるときはどうする?

記事を書いていると、いつの間にか文字数が多くなってしまうことがあります。特に多すぎるのは問題でしょう。一時期、SEOには長文が良いという噂があり、1万文字以上の記事を見掛けることがありました。

しかし、1万文字ともなると、ブログ記事としてはなかなか読むことができません。途中で記事を離脱するユーザーも多いでしょう。

そういう場合には、記事内容を見直して記事をシェイプアップさせることをおすすめします。

実は、先日「コンフィデンスマンJP」の映画を観てきたのですが、シーンが大きくカットされていることに気が付き驚きました。エンドロールで、映画のメイキング映像のような形で静止画が何枚も使用されています。しかし、全て未公開シーン。

つまり、役者さん達が一生懸命に体当たりで演技しているシーンが映画の本編で使われていないということになります。しかも、そんなシーンがかなり多いということに衝撃を受けました。

良いシーンでも、最終的にはどんどん削って一つの作品として仕上げていく。ブログやライティング記事も、映画作品と同じです。何度も見直して必要のない部分を削っていくのが良いでしょう。

一生懸命に書いた文章を思い切って削除するのは難しいかもしれません。しかし、その文章が本当に必要か否かを考えた時、不要であればバッサリ消してみてください。案外、スッキリして良い文章になるものです。

のがわ
のがわ

編集者にバッサリ切られることもあるので、それなら自分で削除した方が良いかもしれませんよ!

記事に必要な文字数の目安はどれくらい?

今回は記事の文字数ということについて考えてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。

記事を書く時の文字数に制約がある場合、書きたいことがたくさんあっても書けないということもありもどかしいところです。また、個人のブログなどでは制約が無いので自由過ぎて逆に困るかもしれません。

そんな時に目安として考えるのは次の2点でした。

ポイント

  • 3分で読める文字数:約3,000文字
  • ライバル記事の文字数を参考にして目安を決める

何も制約がない場合は3,000文字前後の記事が良いでしょう。読みやすく、SEOの施策としても最適な文字数と言えます。逆に文字数が多すぎる場合は記事がきちんと読まれない可能性があるので、内部リンクなどを使って記事をまとめるように心掛けましょう。

のがわ
のがわ

最近、2,000文字以内の記事だと伝えたいことが書き切れないんですよね。
もうちょっと削れる部分は削って行かなきゃ。

ちなみに、この記事は約2,900文字弱の記事です。あっという間に読めてしまったかもしれませんね。

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