人は第一印象が大事って言いますけど、あれって本当ですね。第一印象でNGの人は基本的に近付かないようにしちゃいます。
そうですね。
だからブログでも最初のリード文が重要です。
確かに。リード文に誤字とかあったら、それだけで読まずに閉じてました。
それはちょっと潔癖症かも。
でも、実際にそういう人も多いかもしれませんね。
読者が記事をしっかりと読むか読まないかはリード文に大きく左右されると言っても過言ではありません。ですから、リード文は非常に重要です。
そこで、今回はリード文の重要性について詳しく解説し、その上でどのようなリード文を書けばよいのかということを紹介したいと思います。
いつもリード文を書くのに時間が掛かってしまうという場合や、そもそも何を書けばよいのか悩んでしまうという場合には参考になると思います。ある程度テンプレート化しておけば、とても便利です。是非、記事を最後までご覧ください。
リード文の重要性と書くべき3つの内容!
まず、なぜリード文が重要なのかということについて考えてみよう!
リード文は一般的に冒頭文とも言われ、本文の前に書く文章です。記事を開いて一番最初に読むのがタイトル、そしてその次がリード文という人が多いでしょう。
冒頭にもあったように、第一印象が良く無ければその後の文章は読まれることはありません。特にリード文を少し読んでみて、生理的に合わないような文体だったとしたら、直ぐに記事を離脱し、別の記事を探すことになります。
そうなると、問題の記事だけではなく、サイト自体が読まれません。これは大きな機会損失です。
そうならない為にも、記事を読みたくなるようなリード文を書く必要があります。では、リード文にどのようなことを記載すれば、記事全体を読んでもらえるのでしょうか?
リード文に書いた方が良いのが次の6点です。
ポイント
- 共感
- 問題提起
- 権威性
- 問題解決の方法の要約
- 記事を読んだ場合のベネフィット
- 最終的な結論
それでは、それぞれについてもう少し詳しく解説しましょう。
リード文で読者の共感を得ることが重要
あなたの書いた記事にアクセスしてきた読者は何らかの悩みや疑問を抱いていることは間違いありません。そこで、
その問題を抱えているのはあなただけではありませんよ!
ということを伝え、読者の共感を得ることが重要です。共感を得ることで、記事の精読率がアップします。その為には、読者を想定し、ターゲットを絞りましょう。具体的に読者の年齢・性別・趣味・生活などを想定し、たった一人に向けての記事のつもりで書くことがポイントです。
問題提起!リード文には必ず入れよう!
検索エンジンから、あなたのブログに辿り着いたという場合には何らかの問題を解決するための手段を探していたということです。つまり、読者は問題を抱えている状態。
その問題をズバッと言ってみましょう。
あなたは、今〇〇の問題で悩んでいませんか?
という感じです。記事を書く時のキーワードから、読者がどのような問題で悩んでいるのかということは想定できます。その問題をズバッと言い、その問題で悩んでいるのはあなただけではないということを伝えましょう。
できればリード文で権威性を訴えることも重要
この記事を書いているのは誰なのかということを明確にし、権威性を示すことが重要です。権威性を示すことで、書かれている記事内容の信頼度が変わるからです。
ただし、私の場合は権威性についてはあまり書いていません。書かなくても良いのですが、できれば書いた方が良いということになります。
リード文で問題解決が可能性を示唆することが重要!
問題提起の次は、その問題がこの記事を読むことで解決できるということを伝えてください。読者の悩みが解決できるということがわかれば、記事を読んでもらえます。
ただし、ブログ記事は読まれないことを大前提として考えておく必要があります。問題に対する答えが書かれているとわかっても、答えだけを探そうとする読者も多いはず。
実際に私自身も長いブログの中から必要な箇所だけを探します。そして、答えを見付けたらすぐに撤退するという感じです。これでは精読率も下がり、SEOの観点で見ても良く無い状況と言えます。
そこで必要なのがベネフィットです。
リード文はベネフィットが重要!
読者が記事を読んだことで、問題を解決できるということは必要条件です。しかし、必要十分条件ではありません。
単純に問題が解決しただけではなく、問題解決のその先・・・つまり、未来の姿をイメージさせることが重要です。
記事を読んだことで得られるベネフィットこそが重要。ベネフィット(Benefit)とは、「利益」「恩恵」「便益」などの意味があります。
読者が問題解決をして、更にその先にどのような未来が待ち受けているのかということを明確に書いてください。そうすることで、読者の精読率は格段にアップするでしょう。
リード文に最終的な結論を書いてしまおう!
Webライティングの世界では、結論を早く示すことが重要。それは、読者が非常にせっかちだからです。
なるべく早い段階で記事の結論を書いておくのがおすすめとなりますが、できればリード文の中で結論も書いてしまいましょう。
結論を書いてしまったらその先の文章は読んでもらえないのではないでしょうか?
あなたもそんな風に思うかもしれません。しかし、実際は結論を示しても、その詳しい内容を知りたいという場合が多いので特に問題はありません。
以上のことを意識してリード文を書いてみてください。
では、記事の離脱に繋がるリード文とはどのようなものか考えてみましょう。
【重要】離脱に繋がるリード文の内容
リード文に書くべき内容についてはわかりました。
では、リード文を書くときに注意すべき点などありますか?
リード文に書くべき内容については理解して頂けたと思います。では、逆に良く無いリード文について考えてみましょう。
以下の2点に該当するような記事は読者の離脱率が高くなります。
注意
- 問題の解決策が書かれているかわからない
- タイトルと記事内容(リード文)にズレがある
もう少し詳しく見ていきましょう。
リード文を読んでも問題の解決策が書かれているかわからないのはNG
リード文を読めば記事内にどのようなことが書かれているのかがわかるのが理想です。従ってリード文を読んでいる時点で、「この記事を読めば問題が解決する」という期待感を持てるようになりあす。
逆に、リード文を読んでも問題が解決するという確証が得られなければ、その記事を読まれることは少ないでしょう。つまり、読者が記事の本文を読むかどうかはリード文で期待感を持てるか否かにかかっていると言っても過言ではありません。
タイトルと記事内容(リード文)にズレがある場合はNG
タイトルから想像できる記事内容と実際の記事内容が異なっている場合、読者はそのことがわかった時点で記事を読まなくなります。
そして、記事内にどのようなことが書かれているのかということは、記事のリード文を読んで判断することになります。つまり、リード文がタイトルとかけ離れた内容の場合には、すぐに記事から離脱することになるでしょう。
基本的に読者は記事を読まないという認識を持ち、その読まない壁をいかに乗り越えるかということを考えるべきです。そう考えると、タイトルと記事内容にズレがあるというのは致命的と言えます。
まとめ
今回は記事を書く上ではリード文が非常に重要ということについて詳しく解説しました。では、記事を簡単に振り返ってみましょう。
検索エンジンからあなたの記事にたどり着いた読者は、最初にリード文を読んで記事内容を判断します。その時に離脱されないようにすることが重要です。その点を踏まえて、リード文に書いた方が良いのは次の6点でした。
ポイント
- 共感
- 問題提起
- 権威性
- 問題解決の方法の要約
- 記事を読んだ場合のベネフィット
- 最終的な結論
そして、リード文を書くときに注意しなければならないのは、次のようなことが無いようにすることです。
注意点
- 問題の解決策が書かれているかわからない
- タイトルと記事内容(リード文)にズレがある
上記に気を付けて記事のリード文を書きましょう。リード文は非常に重要です。記事が読まれるか否かはリード文に懸かっていると言っても過言ではありません。
リード文は記事の中で最も重要な部分です。
全身全霊を込めて書きましょう!!
リード文と同様に重要なのが記事の「まとめ」部分です。「まとめ」についての詳細は下記の記事を参考にしてください。