ふるさと納税

ふるさと納税の仕組みはどうなってるの?わかりやすく解説しました!

のがわ
のがわ

ふるさと納税やりたいと思ったんだけど、よくわからなくて。綾さんはやったことありますか?

綾さん
綾さん

ふるさと納税?ありますよ!
去年はお肉を貰いましたね。牛タンですよ、厚切りの!

のがわ
のがわ

厚切り牛タンですか~。
いいですね!
でも、それってどういう仕組なんですか?

綾さん
綾さん

まぁ、ただ単に厚切り牛タンが美味しそうだったから食べたかっただけなんだけど・・・
ふるさと納税の仕組みってそんなに複雑ではないですよ!

牛タンも良いですが、豚肉も捨てがたいです。

動画を見ていると、ふるさと納税を利用すれば誰でも得するようなイメージです。しかし、基本的な仕組みがわからなければ、得なのか損なのかという判断もできません。

周りの人と話してみると、私と同じように「ふるさと納税をやってみたいけどなかなか手が出せない」という人は意外と多いというイメージでした。

そこで今回は、

ふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説

したいと思います。何もわかっていない私でもわかるように解説してもらいましたので、その情報をシェアしましょう。

これから「ふるさと納税」をはじめてみようと思っているなら、ぜひ記事を読んで仕組みを理解してみてください。美味しい返礼品や電化製品などをお得にゲットしましょう!

そもそも「ふるさと納税」って何?どんな仕組みかわかりやすく解説!

のがわ
のがわ

ふるさと納税ってどんな制度なんですか?

ふるさと納税の仕組みをわかりやすく説明すると、あなたに関係の無い地方の自治体(市区町村)に直接寄付ができる制度のことです。これ地方の自治体の財政を豊かにするために設けられた仕組みです。

つまり、都市部の自治体は人口や企業が多いことで税金も多く入ってきます。財政が豊かということです。しかし、地方の自治体は人口や企業も少ないために収入が少なくなります。

要するに、ふるさと納税によって地域格差を少なくするというのが目的です。しかも、寄付をすることで、地方の自治体にメリットがあるだけでなく、寄付した個人にもメリットがあります。ふるさと納税のメリットは次の2つです。

ポイント

  • 税金の前払いになる
  • 寄付した地域の特産品などが返礼品として貰える

それでは、もう少し詳しく解説していきましょう。

ふるさと納税は税金の前払いができる仕組み

ふるさと納税というからには、その地域に納付される「税金」です。つまり、ふるさと納税をするということは、その自治体に税金を支払うということ。

そして、ふるさと納税をした場合には、税金を支払った分の控除・還付が可能です。その時の申請方法は、あなたの業務形態によってことなります。申請方法は次の2種類。

ポイント

  • 個人事業主:確定申告
  • 会社員:ワンストップ特例制度を利用する

ちなみに、確定申告を行う場合には、「住民税」及び「所得税」からの控除・還付となりますが、ワンストップ特例制度を利用する場合は「住民税からのみ」の控除となります。
前払いした税金の金額は

  • 寄付額 - 2,000円

です。つまり、1万円の寄付をしたら8,000円分が税金から控除されるということになります。

ふるさと納税で返礼品が貰える仕組みについて

ふるさと納税と言えば返礼品が貰えるというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。その通り、寄付した地域の特産品などを返礼品として受け取ることができます。

例えば、冒頭の厚切り牛タンです。こちらは岩手県花巻市に12,000円の寄付を行うと、返礼品として花巻市の特産である牛タンが送られてくるという仕組みです。

ただし、返礼品は還元率は寄付した金額の30%までと決まっています。したがって、高価な返礼品を貰うには、多くの寄付をしなければなりません。

たとえば10,000円の寄付で貰える返礼品は3,000円相当までなので、もっと高級な牛タンセットが欲しいという場合には、10,000円以上の寄付をする必要があります。

つまり、返礼品の金額は実際の商品価格ではないということを覚えておきましょう。

しかし、前述した通り寄付した額から2,000円を差し引いた額が税金を支払ったとことになるので、実質2,000円で様々な返礼品を貰うことができるのはかなりお得です。

そして、寄付金の額に応じて返礼品も豪華になるので、ふるさと納税として寄付するなら、ある程度大きな金額を支払った方が良いでしょう。

例えば、下の画像は大阪府門真市に50,000円の寄付をした場合の返礼品です。実はこの商品、普通に購入すると3万円近くする商品。しかし、こんな高価な商品でも、実質2,000円の支払いで購入できるという考えもできます。

のがわ
のがわ

返礼品は食べ物だけでなく、家電や体験、温泉宿泊などもありますね。
実質2,000円で高価な返礼品が貰えるって、凄いです!

では、その他のメリットについても考えてみましょう。

ふるさと納税はメリットのある仕組み?

のがわ
のがわ

ふるさと納税って、どんなメリットがあるんですか?

ふるさと納税はメリットは以下の通りです。

ふるさと納税のメリット

  • 実質2,000円の負担で豪華な返礼品が貰える可能性がある
  • 寄付は毎年できる
  • ふるさと納税サイトによりポイント還元もある

返礼品については前述した通り、実質2,000円を負担するだけで2,000円では購入できないようなものが貰えるかもしれません。

しかも、ふるさと納税は毎年できます。一度だけしかできないというものではないので、毎年色んな美味しいお肉を食べることも可能です。

実は、ふるさと納税をして、更にポイントが付くという場合もあります。

ふるさと納税の仕組みを利用してポイントを稼ごう!

ふるさと納税ができるサイトはいくつかありますが、ふるさと納税としてサイト内で支払いをすることで、そのサイトで利用可能なポイントが付く場合があります。

わかりやすいのが「楽天市場」です。楽天市場内にふるさと納税の申込みをすると、楽天ポイントが付きます。狙い目は楽天スーパーセールの期間です。

のがわ
のがわ

実質2,000円で返礼品が貰えて、更に楽天ポイントも付くのは嬉しいですね!

しかし、ふるさと納税にもデメリットがありました。

ふるさと納税のデメリット

ふるさと納税のデメリットとして主に考えられるのは次の3点です。

ふるさと納税のデメリット

  • 年末は駆け込み寄付が多いので返礼品が届くのに時間が掛かる
  • 上限額以上に寄付をすると税金の控除額を超えてしまう
  • お肉などを大量に頼むと冷蔵庫に入らなくなる可能性がある

ふるさと納税を申し込んでから返礼品が届くまでに2~3ヶ月掛かる場合もあります。特に年末は駆け込み寄付が多いので、余裕を持って申し込むことをおすすめします。

また、ふるさと納税には上限額があります。したがって、上限額以上の寄付をすると税金が全額控除できません。つまり、控除されないことで実質の手出しが2,000円より多くなります。

事前にシミュレーションし、その金額に応じた返礼品を選びましょう。

返礼品についても問題となる場合があります。大量の冷凍食品などを選んだ場合、返礼品が届いた時に冷凍室に入らないかもしれません。冷蔵庫・冷凍庫の容量をよく考えてから返礼品を選ぶことをおすすめします。

Twitterで検索すると、さまざまな返礼品が見つかります。マグロ3kgにも驚きです。3kgは普通サイズの冷凍庫に入る量なのでしょうか?

 

それでは、メリットとデメリットを知ったうえで、ふるさと納税の手順について見ていきましょう。

ふるさと納税の手順!5つのステップで返礼品をゲット!

綾さん
綾さん

ふるさと納税の手順は次の5つのステップとなります!!

ふるさと納税の手順

  1. 確定申告制度・ワンストップ特例制度のどちらかを選択
  2. ふるさと納税サイトで寄付上限額をシミュレーション
  3. 自治体と返礼品を選んで寄付をする
  4. 納税の申告を行う
  5. 「寄付額-2,000円」が税金から差し引かれていることを確認する

実は、ふるさと納税には上限額があります。各自の寄付上限額は年収などで決まりますが、簡単にシミュレーションが可能です。たとえば楽天市場のかんたんシミュレーターに年収と家族構成などを入力すればすぐに上限額がわかります。

年収400万円で入力した結果が下記の通り28,376円でした。

ふるさと納税の上限額を調べる
ふるさと納税の上限額を調べる

したがって、28,376円以内(目安)でふるさと納税の返礼品を選ぶ必要があります。返礼品を選んだら、納税の申告をおこなってください。

まとめ

今回は、以前から気になっていた「ふるさと納税」の仕組みについて詳しく解説しました。

今まではよくわかりませんでしたが、ふるさと納税の仕組みは思ったより簡単です。しかも、会社員ならネットで注文してワンストップ特例制度を利用するだけ。

具体的な手順は以下の通りです。

ふるさと納税の手順

  1. 確定申告制度・ワンストップ特例制度のどちらかを選択
  2. ふるさと納税サイトで寄付上限額をシミュレーション
  3. 自治体と返礼品を選んで寄付をする
  4. 納税の申告を行う
  5. 「寄付額-2,000円」が税金から差し引かれていることを確認する

これなら私にもできそうです。今年こそ、ふるさと納税でお肉をゲットしたいと思います。

本当はノートパソコンが欲しいと思ったのですが、どう考えてもそんなに税金を収めていないので、普通に購入した方が良いみたいです。ちなみに上の画像のノートパソコンは約17万円の返礼品。

のがわ
のがわ

是非あなたも、今年はふるさと納税に挑戦してみましょう!!

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